頭ん中の嵐

こんにちは。

小山内藤花です。

 

先日、ようやくテストが終わりました。

解放感です。夏休みです。

まあ、就活だし、取ってる授業も少なかったので、今年度始まってからは、ずっと夏休みのような、活動しているような、宙ぶらりんの状態ではありましたけれど。

 

さて、テストをしている時にふと思ったのですが、

つくづく自分は書くのが遅いなあ……と感じてしまいます。

 

テストの内容は、英語の小説の和訳だったのですが、皆さんどんどん先に書き上げてしまって言って、ついには自分一人が静かな教室でせっせと紙に向かっていたのでした。

 

授業でさらった範囲ですから、単語を覚えてさえいれば大きくつっかえることなくこなしていけるはずのものです。

そして自分はきっちり授業に出席していたものですから、内容も覚えていて、問題なくペンを進めることができました。

 

それなのに、スピードに差があるのです。

 

どうしてみんなあんなに速いんだろう……

どうして自分はこうも遅いのだろう……

いつも思ってきました。

 

考えられる原因はいくつかあります。

・皆が和訳をしっかり記憶していて、テストの時、思い出せるままに書いていった一方で、自分はそこまで隅々まで日本語文を覚えていないで、テストの場でも和訳の作業をしていた。

・単純に、手を動かす速度の違い。

・短期記憶の差。和訳するのにも、一度に処理できる文の量が異なる。

 

 

恐らく、大きな原因は最初のものかと思います。

皆がどうかはともかく、自分は和訳するとき、どのような日本語にしていくか、少し考えていたようです。

 

思えば、授業後などにコメントを書く機会があるときなども、

ぎりぎりまで粘っていることがよくありました。

思う所はいろいろあるのだけれど、何をどう書こうか迷い迷い考えて、少し書き、消しゴムで消し、また書き、と地道に空白を埋めていったものです。

そうしている間に他の人たちはどんどん提出していって、焦燥感を覚える。

いつものことでした。

 

注意力が散漫なのか、考えがあっちへいったりこっちへいったり。

仮に、思ったことをそのまま文字にしていたとしたら、ひどく冗長な文になっているか、

文法的にも内容的にも整合性のとれない文になっていたことでしょう。

 

「○○は××であって、、、あ、でもこう言った場合、あの部分と矛盾してるからここは駄目で、、、あ、でもあの部分じゃああ言ってたから、あそことここをつなぐと、、、そういえば前はこんなことがあったな、、、」

一つのことを考えている最中にそれを批判したり、別の考えが割り込んできたり、

はたまたこんな時にどうしてそんなこと思い出したり、考えたりするんだ、といったようなことへ飛んだり……

いろんな声が次から次へと自分勝手に飛び込んできたかと思えば、どこかへいなくなる、

そんな感じです。

 

 

文を書くのって大変ですよね???

って思ってるのは自分だけでしょうか。

 

自分にとっては大変なんです。

でも、自分の中で腑に落ちる内容を欠くことができた時は、すっきりします。

ある種、解放感です。

 

今日も大変でしたが、悪くない気分です。

 

ここまで読んでくださってありがとうございました。