初回免許更新に行ってきました!
こんにちは。
小山内藤花です。
今日は免許の更新に行ってきました。
初回講習です。
電車とバスに揺られて1時間。
はるばるやってきた更新センター。
朝イチでサクッと済ませて、サクッと帰ろう、そう意気込んで行ってきました。
人で一杯
到着すると、入り口からあふれんばかりに人でごった返しておりました。
そうでした。
今日は日曜日でした。
バスには結構人が乗っていて、多くの人が自分と同じバス停で降りていくのを見ると、
これは中々、混んでいるのかも、と予想はしておりましたが、まさかこれほどまでとは……。
これからは可能であれば平日に行きたいものですね。
ああ、でも仕事が始まるのでそれは難しくなるのかも……
並んでいる列の中にはスーツ姿もちらほら。
皆さん忙しい中を来られてるんですね。
受付の方々も、流れ作業でどんどん列をさばいていきます。
なのであれほど大勢ごった返していたのに、思ったより待ち時間はなかったように思えます。
待ち時間は、資格試験の勉強時間に充てようと思っていたのですが、そこまでがっつりやれるほど一つの列でじっとしていることはありませんでした。
受付で更新はがきと免許証を差し出してからいくつもの窓口を回り、
証明写真を撮った後、
ようやく講習室へ……
ああ、ようやく話を聞く段か。
家に届いたはがきには2時間くらいとあったから、
あと少しで帰れるな……
しかし、講習が始まった時、
自分は勘違いを正されることになりました。
2時間というのは、講習だけの長さで、
更新手続き全体の長さではなかったのです。
そりゃそうですよね、考えてみれば。
しかし、そこまで短くない時間をずっと立ちっぱなしでいたので、
心はもう既に帰りたい思いがふつふつと浮かんできていたのです。
講習
始まりました、講習。
休憩1回挟んで2時間。
机に据え付きの、あの硬い折りたたみ椅子に、面白味のない話を2時間。
大事な話とは分かってはおりますが、時間が経つにつれて体がむずむずしてきます。
教室前方の講師専用出入り口には「携帯使用禁止」の張り紙があり、講習冒頭でもそのことに触れられておりましたが、全員が全員それを守ることはありませんでした。
また、講師の方自身が言っていたことですが、面白い内容ではないので、
夢の国に行かれた方もちらほら。
ビデオ観ている時などは、すぐに注意されていましたが。
どう記憶に残す……?
しかし、話を聞いていて考えていたのは、
この講習が、どこまで人の行動に影響を与えるのか、
という所です。
そもそも話に対する関心の程度からしてあやしいところもありますが、
たとえ真剣に聞いていたとしても、
すぐに忘れてしまったのでは全く意味がありません。
行動に影響を及ぼすためには、聞いている人にとって、この問題がのっぴきならないものだという自覚を与えることが肝要なのでは……。
その点に思い至った時、
だからビデオでは遺族の方が出演したりですとか、
時速100kmで追突した実験ですとか、
これは実際にあった事故です、と強調したりするのか、ということに納得がいった気がしました。
「うかうかしてるとマジで危険だから、一瞬で人生狂うから、みんな注意してね」
と、感情面で訴えている……
そう思いました。
とはいえ、それでも何気ない日常を送っている人たちが、
半ば強制力を持って休日の時間を割き、
面白味のない話を、尻が痛くなるような硬い椅子で、真面目腐った顔で話を聞いていなくちゃならない中で、
そのようなキャンペーンを目の前で繰り広げられるのは、
却って反感を招きかねないのでは……
などという考えにも至りました。
講習が終わって、1つの机の上に、資料がそのまま残っていたのは、
もしかしたら「やってられるか」という感情が混じっていたのかもしれません。
話のはじめには、
県内の交通事故件数は年々減少化傾向にはある、という点に触れられましたが、
それは、最近のあおり運転や、高齢者ドライバーのニュースが盛んに報じられている影響ももちろんあるとは思いますが、
加えて、最新技術の恩恵が手伝っている部分もあるかとは思います。
車が歩行者に道を譲るなんて光景、めったにお目にかかれませんし……
免許更新に行って思ったこと
今日は、初めて免許の更新に行ってきたわけですが、
めんどくさい事務処理にくっついている、2時間の講習には、一体どれくらいの効果があるのだろうか……と思わされました。
交通事故なくしていくのには、
運転に関する心構え云々はもちろん必要だとは思いますが、
よほどの危機感を日々感じていない限り、なかなか難しいのかなあと思います。
人間、慣れというものがありますし……
ですから、交通事故件数を減らすためには、
「全てのドライバーが~~」
というよりも、
構造から変えていく方が、効果が出やすいのかなと思いました。
終了時間が近づいてきて、講師の方が締めの言葉を話している時に、
多くの方が資料を片づけている音で、何言ってるのか聞き取ることができませんでした。
早く帰りたい気持ちがにじみ出ていましたね……!!
ここまで読んでくださってありがとうございました。